フォークリフト技能講習を受講しました!|土木の資格

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フォークリフト技能講習を受講しました!

 こんにちは、ミツヨシ工業のブログ担当です。

 この度、私と同僚がフォークリフトの技能講習を受講してきましたので、その体験をレポートします!いつも行く教習センターは1月以上も予約が取れません、どこかないかと調べてらフォークリフト専門の教習所を発見!藤枝市の教習センターにて受講してきました。ここは教習日にちを選択できて、連続で通えない方には便利だと思いました。月に1日しか来れない方などもいました。

フォークリフト技能講習とは?

 フォークリフトは工場や倉庫、建設現場などで荷物を運ぶために欠かせない機械です。しかし、適切な知識と技術がないと大きな事故につながる可能性があるため、労働安全衛生法に基づく「フォークリフト運転技能講習」を受講し、修了することが義務付けられています。

 技能講習は受講者の経験や資格の有無によって異なり、以下のようにコースが分かれています。

  • 11時間コース:大型特殊免許保持者か普通免許かつフォークリフト特別教育終了後3か月の経験者
  • 31時間コース:普通免許を持っている人
  • 35時間コース:普通免許を持っていない人

私は大型特殊免許を持ってるので11時間コース、同僚は普通免許保持で31時間コースを受講することになりました。

講習スケジュールと内容

11時間コース(経験者向け)


  • 1日目(学科講習)

  ・フォークリフトに関する基礎知識

  ・走行装置の構造・機能

  ・荷役に関する装置の構造・点検整備及び安全の心得

  ・フォークリフトの運転に必要な力学に関する基礎知識

  ・関係法令

  ・学科試験

  • 2日目(実技講習)午後より半日

  ・試験コース内の車体操作、コントロール

  ・荷物の持ち上げ・移動

  ・フォークの抜き差し

  ・実技試験


31時間コース(未経験者向け)


  • 1日目(学科講習)

  ・フォークリフトに関する基礎知識

  ・走行装置の構造・機能

  ・荷役に関する装置の構造・点検整備及び安全の心得

  ・フォークリフトの運転に必要な力学に関する基礎知識

  ・関係法令

  ・学科試験

  • 2日目~4日目(実技講習)

  ・エンジンの始動・停止

  ・走行訓練(前進・後進・旋回)

  ・荷役作業(フォークの高さ調整、パレットの運搬)

  • 4日目(試験)

  ・試験コース内の車体操作、コントロール

  ・荷物の持ち上げ・移動

  ・フォークの抜き差し

  ・実技試験

実際に受講してみた!

学科講習の様子

 講習の初日は学科から始まりました。講師の方がスライドを使いながら説明し、テキストに沿って進められます。

 特に強調されていたのは安全に関する事項で、過去の事故事例などを踏まえて原因や対策を教えていただきました。

 また、法令についても学びました。例えば、公道を走る場合には特別な許可が必要になることや、荷物の高さによっては視界が遮られるため、バック走行が推奨される場合があることなど、細かいルールがたくさんあることに驚きました。


実技講習の体験

 実技講習では、まず基本的な操作を学びました。エンジンのかけ方やアクセル、ブレーキの操作から始まり、徐々に走行練習へと移行しました。

 最初はフォークをまっすぐ上げ下げするだけでも緊張しました。特に、荷物を持ち上げるときのバランス感覚が難しく、少しでも操作を誤ると荷物が不安定になってしまいます。

 コース内には狭いスペースがあり、そこをスムーズに通過する練習もしました。フォークリフトは後輪で操舵するため、普通の車とは曲がり方が違い、最初は思い通りに動かせませんでした。しかし、繰り返し練習することで次第にコツをつかみ、スムーズに動かせるようになりました。

 最後に行ったのは、荷役作業の実践です。パレットに載せた荷物を持ち上げて移動させる訓練をしましたが、ここでも重要なのは安定性でした。特に荷物が高い位置にあるときは、少しの傾きでも大きなバランスの変化が生じるため、慎重な操作が求められます。


修了証を取得!


無事に講習を修了し、フォークリフト運転技能講習修了証を取得しました!


 講習を通じて、フォークリフトの操作が想像以上に奥深いことを実感しました。また、安全運転の重要性を改めて認識し、現場での事故防止のためにも正しい知識と技術が不可欠であることを学びました。

 特に、同僚が受講した31時間コースでは、未経験者でもしっかりと学べるように基礎から丁寧に指導されていたのが印象的でした。彼も初日は苦戦していましたが、最終日には自信を持って操作できるようになっていました。


まとめ

 今回のフォークリフト技能講習を通じて、フォークリフトの運転がいかに慎重さを求められる作業であるかを実感しました。見た目以上に難しく、特に荷役作業の際は安全確認が欠かせません。

 現場では、フォークリフトがあることで作業効率が大幅に向上します。しかし、その分、正しい知識と技術が必要です。今後、現場で活かせるよう、安全第一で業務に取り組んでいきたいと思います。


今後もミツヨシ工業のブログでは、現場で役立つ情報を発信していきますので、お楽しみに!


※体験記の内容は実際の出来事に基づいていますが多少のアレンジを加えてフィクション要素が含まれています。



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